この記事は、未経験から自社開発エンジニアを目指したい人に向けて、自社開発への転職難易度や必要な準備、求人の見極め方をわかりやすく解説する記事です。
あわせて、SESや受託開発との違い、未経験者がつまずきやすいポイント、転職成功率を高める具体策まで整理しています。
『自社開発は難しいのか』『まずSESを経由すべきか』『どんな企業なら成長しやすいのか』と悩んでいる人が、現実的な判断と行動をできる内容にまとめました。
自社開発の未経験転職は難しい?結論と向いている人の特徴
結論から言うと、未経験から自社開発エンジニアへ転職することは可能ですが、難易度はやや高めです。
理由は、自社開発企業が単にコードを書ける人ではなく、サービス理解や改善視点、チーム開発への適応力まで求める傾向があるためです。
ただし、すべての企業が高い実務経験を必須にしているわけではありません。
未経験歓迎の求人や育成前提の企業もあり、学習継続力やポートフォリオ、前職経験との接続が評価されれば十分にチャンスはあります。
特に、自分で考えて改善するのが好きな人、サービスに興味を持てる人、地道な学習を続けられる人は自社開発と相性が良いです。
自社開発エンジニアは未経験からでも目指せるが無理ではない
自社開発エンジニアは、未経験からでも十分に目指せる職種です。
実際に、第二新卒や異業種出身者を採用し、研修やOJTを通じて育成している企業もあります。
ただし、求人全体で見ると即戦力寄りの募集も多く、誰でも簡単に入れるわけではありません。
そのため、未経験者は『可能かどうか』ではなく、『どう準備すれば通過できるか』という視点で考えることが重要です。
基礎的なプログラミング学習、簡単でも動く成果物、なぜ自社開発を志望するのかという説明がそろえば、書類や面接で評価される可能性は高まります。
無理ではありませんが、準備不足のまま挑むと厳しいというのが実態です。
『自社開発はやめとけ』と言われる理由と実態
『自社開発はやめとけ』と言われる背景には、理想と現実のギャップがあります。
自社サービスに関われる、働きやすそう、技術的に楽しそうというイメージを持たれやすい一方で、実際には少人数で幅広い業務を担う企業も多く、責任範囲が広いことがあります。
また、サービスの成長フェーズによっては、運用保守や改善業務が中心になり、新規開発ばかりできるとは限りません。
さらに、教育体制が薄い会社では、未経験者が放置されて苦労するケースもあります。
ただし、これは自社開発そのものが悪いのではなく、企業ごとの差が大きいという意味です。
求人票や面接で開発体制、教育、評価制度を確認すれば、ミスマッチはかなり防げます。
未経験で自社開発企業に向いている人・向いていない人
未経験で自社開発企業に向いているのは、指示待ちではなく自分で課題を見つけて動ける人です。
自社開発では、単に仕様通りに作るだけでなく、ユーザー視点で改善を考えたり、チームで議論しながら進めたりする場面が多くあります。
そのため、サービスへの興味、継続学習力、コミュニケーション力がある人は評価されやすいです。
一方で、明確な指示がないと動きにくい人、学習を習慣化できない人、技術そのものに関心が薄い人は苦戦しやすい傾向があります。
また、華やかなイメージだけで志望すると、地道な保守改善や検証作業とのギャップに悩みやすいです。
自分の適性を冷静に見極めることが大切です。
- 向いている人:継続学習ができる
- 向いている人:サービス改善に興味がある
- 向いている人:チームでの対話が苦にならない
- 向いていない人:受け身で指示待ちになりやすい
- 向いていない人:学習習慣が続かない
自社開発・SES・受託の違いを比較
未経験からエンジニア転職を考えるときは、自社開発だけでなくSESや受託開発との違いを理解することが重要です。
同じエンジニア職でも、関わる案件、働く場所、評価される能力、技術の積み上がり方は大きく異なります。
自社開発は自社サービスや自社製品を継続的に育てる働き方で、SESは顧客先に常駐してプロジェクト支援を行う形が中心です。
受託開発はクライアントから依頼を受けてシステムを作る仕事で、納期や要件に沿って進める色が強くなります。
どれが良い悪いではなく、自分が何を重視するかで向き不向きが変わります。
転職後のミスマッチを防ぐためにも、違いを整理しておきましょう。
自社開発・SES・受託は案件、働き方、技術の積み上がり方が違う
自社開発・SES・受託の大きな違いは、誰のために何を作るか、そしてどのように経験が積み上がるかです。
自社開発は自社サービスを長期的に改善するため、企画から運用まで一貫して関わりやすい特徴があります。
SESは配属先の案件によって業務内容が変わりやすく、幅広い現場経験を積める一方で、案件選択の自由度は会社次第です。
受託開発はクライアントの要望に応える形で進むため、要件定義から納品までの流れを経験しやすいです。
技術の深掘りをしたいのか、まず実務経験を積みたいのか、上流工程も見たいのかによって、選ぶべき環境は変わります。
| 項目 | 自社開発 | SES | 受託開発 |
|---|---|---|---|
| 主な対象 | 自社サービス・自社製品 | 顧客先プロジェクト | クライアント案件 |
| 働く場所 | 自社内中心 | 客先常駐が多い | 自社内または一部常駐 |
| 経験の積み方 | 継続改善で深く積む | 案件ごとに広く積む | 納品型で工程を経験しやすい |
| 未経験の入りやすさ | やや低め | 比較的高め | 企業による |
Web系・メーカー・プライム企業で異なる開発環境と職種
同じ自社開発でも、Web系企業、メーカー、プライム企業では開発環境や職種の特徴がかなり異なります。
Web系はスピード感があり、アプリやWebサービスの改善を短いサイクルで回すことが多く、フロントエンドやバックエンド、SaaS運用などの職種が目立ちます。
メーカー系は組み込み、業務システム、製品連携ソフトなど、ハードウェアと関わる開発も多く、品質管理や長期運用の視点が重要です。
プライム企業は大規模案件や上流工程に関わる機会があり、顧客折衝や要件整理の比重が高い場合があります。
求人を見る際は『自社開発』という言葉だけで判断せず、業界とプロダクトの性質まで確認することが大切です。
自社・社内開発と客先常駐で年収、残業、休日はどう変わる?
年収、残業、休日は、自社・社内開発だから必ず良い、客先常駐だから必ず悪いとは言い切れません。
ただし傾向としては、自社開発や社内開発は働き方の制度が整っている企業も多く、リモートワークやフレックスを導入しているケースがあります。
一方で、サービス障害対応やリリース前には忙しくなることもあります。
客先常駐は配属先によって残業や休日の差が大きく、案件ガチャと感じる人もいます。
年収についても、若手のうちは大差がなくても、評価制度やスキルの積み上がり方によって中長期で差が出ることがあります。
条件面だけでなく、成長環境とセットで比較することが重要です。
未経験が自社開発でついていけないと言われる理由
未経験者が自社開発でついていけないと言われるのは、求められる視点が広く、単純なコーディング力だけでは足りない場面が多いためです。
自社開発では、ユーザー課題の理解、既存システムの把握、チームとの連携、改善提案など、複数の能力が同時に必要になります。
さらに、少人数の企業では教育専任者がいないこともあり、入社後すぐに自走を求められるケースもあります。
その結果、基礎学習だけで転職した人はギャップを感じやすいです。
ただし、これは未経験者が不可能という意味ではありません。
事前に何が不足しやすいかを理解し、学習と企業選びを工夫すれば、十分に乗り越えられます。
即戦力期待の求人が多く、学習と実績不足で面接通過が難しい
自社開発企業の求人には『未経験歓迎』と書かれていても、実際には学習済みであることや、自主制作の実績があることを前提に見ている場合が少なくありません。
企業側としては、少人数でも開発を回せる人材を求めているため、完全にゼロの状態よりも、最低限の基礎がある人を採用したいからです。
そのため、学習履歴が浅い、成果物がない、志望動機が曖昧という状態では面接通過が難しくなります。
特に競争率の高いWeb系自社開発では、未経験同士でも準備量の差がそのまま評価差になります。
学習時間、GitHub、ポートフォリオ、技術選定理由まで説明できるようにしておくことが重要です。
企画・設計・UI・システム理解まで求められレベルが高い場合がある
自社開発では、単に機能を実装するだけでなく、なぜその機能が必要なのか、ユーザーにとって使いやすいか、既存システムにどう影響するかまで考える必要があります。
つまり、企画、設計、UI、データ構造、運用まで含めた理解が求められることがあるのです。
未経験者にとっては、プログラミング学習だけでは触れにくい領域が多く、ここで難しさを感じやすくなります。
特に面接では『どんなユーザーを想定したか』『なぜその設計にしたか』といった質問を受けることがあります。
コードが書けるだけでなく、作る目的を説明できるようになると、自社開発との相性を示しやすくなります。
少人数の集団で教育支援が薄い企業では入社後についけいけないこともある
自社開発企業は少人数精鋭で運営されていることも多く、教育担当が明確にいないケースがあります。
その場合、入社後に基本的な質問をしづらかったり、ドキュメントが整っていなかったりして、未経験者が苦労しやすくなります。
特に、開発スピードを重視する現場では『まず触って覚えて』という文化もあり、基礎が弱い人ほど置いていかれやすいです。
このような環境では、本人の努力だけではカバーしきれないこともあります。
だからこそ、求人選びの段階で研修の有無だけでなく、OJT体制、レビュー文化、質問しやすさ、未経験入社実績まで確認することが大切です。
未経験から自社開発の正社員転職を実現しやすい人の条件
未経験から自社開発の正社員転職を実現しやすい人には、いくつか共通点があります。
それは、学習を継続していること、成果物で実力を示せること、そして前職経験をエンジニア業務に結びつけて説明できることです。
企業は未経験者を採用するとき、現時点の完成度だけでなく、入社後に伸びるかどうかも見ています。
そのため、資格の有無よりも、実際に手を動かした経験や、課題解決への姿勢が重視されやすいです。
また、営業、事務、販売、製造など異業種の経験も、業務理解や調整力として評価されることがあります。
自分の強みを技術と仕事の両面から整理することが成功の近道です。
独学でもプログラミング学習を継続し、言語やソフトの作成経験がある
未経験でも評価されやすいのは、独学であっても学習を継続し、実際に何かを作った経験がある人です。
たとえば、HTML、CSS、JavaScriptでWebアプリを作った、Pythonで自動化ツールを作った、JavaやPHPで簡単なCRUDアプリを作ったといった経験は、学習の本気度を示せます。
重要なのは、教材を終えたことではなく、理解しながら手を動かしたことです。
また、エラー解決の過程や、なぜその言語を選んだのかを説明できると、より評価されやすくなります。
継続力は未経験採用で特に重視されるため、学習期間や取り組み内容を具体的に伝えられるようにしておきましょう。
ポートフォリオでWebやAI、自動化ツールの開発経験を示せる
ポートフォリオは、未経験者が自社開発企業に対して実力と適性を示すための重要な材料です。
特に、自分で課題を設定し、設計し、実装し、改善した経験が見える成果物は高く評価されます。
内容は大規模である必要はなく、Webアプリ、AIを使った簡易ツール、業務効率化の自動化ツールなどでも十分です。
大切なのは、何を解決するために作ったのか、どの技術を使ったのか、苦労した点は何かを説明できることです。
GitHubのコード、README、画面キャプチャ、デモ環境まで整えておくと、面接官に伝わりやすくなります。
完成度よりも思考過程が見えることが重要です。
前職経験を活かし、業界理解や社内調整、管理スキルをアピールできる
未経験転職では、前職経験をどう活かせるかが大きな差になります。
たとえば営業経験があれば顧客理解や折衝力、事務経験があれば正確性や業務改善視点、店舗運営経験があればマネジメントや調整力としてアピールできます。
自社開発では、技術だけでなく、社内の他部署と連携したり、ユーザー目線で考えたりする力も重要です。
そのため、前職で培った業界知識やコミュニケーション力は十分に武器になります。
単に『未経験です』で終わらせず、『前職の経験を活かしてこのサービス改善に貢献できる』とつなげて話せる人は、採用側に将来像をイメージしてもらいやすいです。
自社開発の未経験求人の選び方
未経験から自社開発を目指す場合、求人の選び方が転職成功を大きく左右します。
同じ『未経験歓迎』でも、実際には研修前提の企業もあれば、最低限の開発経験を求める企業もあります。
また、自社開発と書かれていても、実態は受託やSESが中心というケースもあるため注意が必要です。
仕事内容、使用技術、教育制度、働き方、勤務地などを細かく確認しないと、入社後に想像と違ったと感じやすくなります。
条件面だけでなく、どんな経験が積めるか、未経験者が成長しやすい環境かという視点で見ることが大切です。
求人票の言葉をそのまま信じず、比較しながら判断しましょう。
未経験歓迎・第二新卒OK・新卒採用の違いを理解する
求人票にある『未経験歓迎』『第二新卒OK』『新卒採用』は似ているようで意味が異なります。
未経験歓迎は職種経験がなくても応募できるという意味ですが、学習経験や適性を求めることは多いです。
第二新卒OKは、社会人経験が浅い若手を対象にした採用で、ポテンシャル重視になりやすい傾向があります。
新卒採用は教育前提で採るため、最も育成体制が整っていることが多いです。
既卒や20代前半であれば、第二新卒枠を狙うことで未経験でも入りやすくなる場合があります。
自分の年齢や経歴に合った採用枠を理解し、応募戦略を変えることが重要です。
求人情報では仕事内容、技術、教育制度、選択制の働き方を確認する
求人情報を見るときは、給与や知名度だけでなく、仕事内容、使用技術、教育制度、働き方の柔軟性まで確認する必要があります。
仕事内容では、新規開発が多いのか、保守運用中心なのかを見ます。
技術面では、言語、フレームワーク、クラウド、開発手法が自分の志向と合うかが重要です。
教育制度については、研修期間、OJT、コードレビュー、メンター制度の有無を確認しましょう。
また、働き方が選択制なのか、出社前提なのかも企業によって異なります。
求人票に情報が少ない場合は、口コミや面接で補足確認し、曖昧なまま入社を決めないことが大切です。
正社員採用でも勤務地、リモートワーク、テレワーク、フレックス、フレックスタイム制の導入有無を見る
正社員採用であっても、勤務地や働き方の制度は企業ごとに大きく異なります。
特に未経験者の場合、フルリモートに魅力を感じやすいですが、入社直後は出社中心のほうが学びやすいこともあります。
そのため、リモートワークやテレワークの有無だけでなく、どの段階から利用できるのか、週何日出社なのかまで確認することが重要です。
また、フレックスやフレックスタイム制があると働きやすさは増しますが、制度があっても実際に使われていない企業もあります。
勤務地、転勤有無、出社頻度、制度の運用実態まで見て、自分が無理なく続けられる環境か判断しましょう。
働きやすい自社開発企業を見極めるチェックポイント
働きやすい自社開発企業を見極めるには、表面的な条件だけでなく、制度の中身や運用実態まで確認することが大切です。
年収が高く見えても昇給基準が曖昧なら将来の見通しは立てにくいですし、福利厚生が充実していても残業が多ければ働きやすいとは言えません。
また、企業の安定性や定着率、事業の継続性も重要な判断材料です。
未経験者にとっては、入社後に安心して学びながら働けるかどうかが特に重要になります。
求人票、採用ページ、口コミ、面接で得た情報を総合して、短期的な条件だけでなく長く働ける環境かを見極めましょう。
年収、給与、賞与、手当、還元率ではなく評価制度と昇給基準を確認
転職活動では年収や給与に目が向きがちですが、未経験者ほど評価制度と昇給基準を重視したほうが良いです。
初年度年収は大きく変わらなくても、何を達成すれば昇給するのかが明確な企業のほうが、長期的に納得感を持って働けます。
特に自社開発では、売上だけでなく、技術貢献、改善提案、チームへの影響など評価項目が多様です。
賞与や手当が充実していても、評価が属人的だと不満につながりやすくなります。
面接では『昇給の基準は何か』『未経験入社者はどのように評価されるか』を確認し、数字だけで判断しないことが大切です。
残業時間、土日祝休み、週休2日、年休、年間休日、有給、休み、福利厚生を比較する
働きやすさを判断するには、残業時間や休日制度を具体的に比較することが欠かせません。
土日祝休み、週休2日、年間休日120日以上、有給取得率、福利厚生の内容などは、日々の働きやすさに直結します。
ただし、求人票の数字だけでは実態が見えないこともあります。
たとえば『残業少なめ』と書かれていても、繁忙期だけ極端に増える場合もあります。
福利厚生も、住宅手当や資格補助だけでなく、書籍購入補助、学習支援、PC支給、健康支援など中身を確認すると差が見えます。
未経験者は学習を続けやすい環境かどうかも重要な比較ポイントです。
| 比較項目 | 確認ポイント |
|---|---|
| 残業時間 | 月平均だけでなく繁忙期も確認 |
| 休日 | 年間休日数、有給取得率、土日祝休みの有無 |
| 福利厚生 | 学習支援、住宅手当、資格補助、健康支援 |
| 働き方 | リモート、フレックス、出社頻度 |
上場・東証上場・創業年数・実績・定着率・大手かどうかも判断材料になる
企業の安定性を見るうえでは、上場しているか、創業年数が長いか、実績があるか、定着率が高いかといった点も参考になります。
もちろん、非上場やベンチャーが悪いわけではありません。
ただし、未経験者にとっては、事業基盤が安定している企業のほうが教育や制度が整っている可能性があります。
また、定着率が極端に低い企業は、働き方や評価制度に問題があることも考えられます。
大手企業は研修や福利厚生が充実しやすい一方で、配属の自由度が低い場合もあります。
企業規模だけで決めず、安定性と成長機会のバランスを見ながら判断することが大切です。
未経験から自社開発に転職するための具体的な進め方
未経験から自社開発に転職するには、やみくもに応募するのではなく、順序立てて準備を進めることが重要です。
まずは学習期間と目標を決め、必要な言語や技術を選びます。
次に、ポートフォリオや職務経歴書を整え、面接で自分の強みを伝えられる状態にします。
そのうえで、転職サイトやエージェントを活用し、未経験でも挑戦しやすい自社開発求人を効率よく探します。
この流れを踏むことで、準備不足のまま応募して落ち続ける事態を避けやすくなります。
短期決戦よりも、数か月単位で計画的に進めるほうが結果につながりやすいです。
転職活動の前に必要な学習期間を決め、習得する言語と技術を選択する
未経験転職では、まず学習期間を決めることが大切です。
期限がないと学習が長引きやすく、逆に短すぎると成果物が不十分なまま応募することになります。
目安としては、3か月から6か月程度で基礎学習と簡単なポートフォリオ作成まで進める人が多いです。
習得する言語は、応募したい企業に合わせて選びましょう。
Web系ならJavaScript、TypeScript、PHP、Ruby、Pythonなどが候補になります。
加えて、Git、SQL、Linux、クラウドの基礎も学んでおくと評価されやすいです。
広く浅くより、応募先に合う技術を絞って学ぶほうが効果的です。
応募前にポートフォリオ、職務経歴、面接対策を準備して内定率を上げる
応募前の準備で差がつくのが、ポートフォリオ、職務経歴書、面接対策です。
ポートフォリオは、技術力だけでなく、課題設定力や改善思考を示す材料になります。
職務経歴書では、前職の経験をエンジニア業務にどう活かせるかを具体的に書くことが重要です。
面接対策では、『なぜ自社開発なのか』『なぜその企業なのか』『何を作り、何を学んだか』を一貫して話せるようにしておきましょう。
また、技術質問に備えて、自分の成果物の設計や使用技術を説明できるようにする必要があります。
応募数を増やすより、通過率を上げる準備のほうが結果につながりやすいです。
マイナビやエージェントを活用し、未経験OKの自社開発求人を効率よく探す
未経験OKの自社開発求人は数が限られるため、転職サイトだけでなくエージェントも活用したほうが効率的です。
マイナビのような大手求人サービスでは求人数を広く確認でき、エージェントでは非公開求人や企業ごとの選考傾向を教えてもらえることがあります。
特に未経験転職では、書類添削や面接対策の支援が受けられる点が大きなメリットです。
また、自社開発と書かれていても実態が異なる求人を見分けるうえでも、担当者の情報は役立ちます。
複数サービスを併用しつつ、自分の希望条件と優先順位を明確に伝えることで、ミスマッチを減らしやすくなります。
未経験が避けたい自社開発求人の特徴
未経験者が自社開発求人を選ぶときは、良い求人を探すだけでなく、避けるべき求人の特徴を知っておくことも重要です。
特に、情報が少ない求人、働きやすさだけを強調する求人、条件が良すぎる求人には注意が必要です。
自社開発という言葉の印象だけで応募すると、実際には教育がなく、開発内容も不透明で、入社後に苦労することがあります。
未経験者は環境の影響を受けやすいため、企業選びの失敗がそのままキャリアのつまずきにつながりやすいです。
求人票の違和感を見逃さず、面接でも具体的に確認する姿勢を持つことが大切です。
求人票の情報が少なく、開発体制や案件内容、使用システムが不明な企業
求人票に仕事内容の詳細がなく、開発体制や案件内容、使用システムが不明な企業は注意が必要です。
たとえば『自社サービス開発に携われます』とだけ書かれていて、実際に何を作っているのか、どの工程を担当するのかが見えない場合、入社後のギャップが大きくなりやすいです。
また、使用言語やフレームワーク、チーム人数、レビュー体制が不明だと、未経験者が成長できる環境か判断しにくくなります。
情報が少ないのは、採用ページの整備不足だけでなく、開発体制が曖昧な可能性もあります。
応募前に企業サイトや社員インタビューを確認し、面接で具体的に質問することが重要です。
リモートOKだけを強調し、教育・保証・支援体制が見えない企業
リモートOKを前面に出している求人は魅力的に見えますが、未経験者にとっては教育や支援体制のほうが優先度は高いです。
特に入社直後は、質問しやすさやレビューの受けやすさが成長速度に直結します。
そのため、リモート可という条件だけで判断すると、実際には放置に近い環境だったということもあります。
また、『保証』『サポート充実』といった抽象的な表現だけで、具体的な研修内容やメンター制度が書かれていない企業も要注意です。
制度の有無ではなく、どのように運用されているかまで確認し、未経験者が安心して学べる環境かを見極めましょう。
平均年収が高く見えても残業過多や休日が少ない企業には注意
平均年収が高い企業は魅力的ですが、その数字だけで判断するのは危険です。
高年収の背景に、長時間残業や休日出勤、オンコール対応が含まれている場合もあるからです。
特に自社開発では、サービス障害対応やリリース対応で負荷が高まることがあります。
未経験者は学習時間の確保も必要なため、残業過多の環境では成長が難しくなることもあります。
年収を見るときは、基本給、賞与、みなし残業、平均残業時間、年間休日をセットで確認することが大切です。
短期的な金額より、無理なく働きながらスキルを積める環境かを優先しましょう。
自社開発を目指す未経験者によくある質問
未経験から自社開発を目指す人は、『本当に転職できるのか』『まずSESや受託を経由すべきか』『どうやって良い企業を見分けるのか』といった疑問を持ちやすいです。
これらはどれも重要な論点であり、正解は一つではありません。
大切なのは、自分の現在地と目標を踏まえて、最適なルートを選ぶことです。
ここでは、特によくある質問に対して、現実的な視点で答えていきます。
理想論だけでなく、転職市場の実態や未経験者の準備状況も踏まえて判断することで、遠回りを減らしやすくなります。
未経験からWeb系自社開発に転職するのは本当に難しい?
未経験からWeb系自社開発に転職するのは、簡単ではありませんが十分に可能です。
難しいと言われるのは、人気が高く応募者が多いことに加え、企業側がポートフォリオや学習実績を重視するためです。
ただし、基礎学習を終えたうえで、Webアプリなどの成果物を作り、志望動機を明確にできれば、チャンスはあります。
特に、第二新卒層や20代前半はポテンシャル採用の対象になりやすいです。
一方で、完全未学習の状態では厳しいため、まずは応募できる土台を作ることが重要です。
難しいかどうかより、準備次第で現実的に狙えるかを考えるべきです。
SESや受託からターンして自社開発へ転職するルートは有効?
SESや受託から自社開発へ転職するルートは、非常に有効です。
未経験からいきなり自社開発に入るのが難しい場合でも、まずSESや受託で実務経験を積むことで、次の転職で評価されやすくなります。
特に、開発経験、チーム開発経験、設計やレビュー経験が積めれば、自社開発への道は広がります。
ただし、どんなSESでも良いわけではなく、テストや運用監視だけで終わる案件が続くと、希望するキャリアにつながりにくいこともあります。
経由ルートを選ぶなら、開発に関われる案件に入れる会社を選ぶことが重要です。
遠回りに見えても、結果的に堅実な方法になることは多いです。
レベルが低い企業を避けて、成長できる自社開発企業を選ぶには?
成長できる自社開発企業を選ぶには、知名度や条件だけでなく、開発文化と教育環境を見ることが重要です。
具体的には、コードレビューがあるか、技術選定の理由を説明できる文化があるか、勉強会やナレッジ共有が行われているかを確認しましょう。
また、未経験入社者の育成実績や、入社後にどんな業務から任せるのかも大切な判断材料です。
レベルが低い企業は、開発体制が属人的で、学べる仕組みがなく、場当たり的に仕事が進むことがあります。
面接では、チーム構成、レビュー頻度、使用技術の更新方針などを質問し、成長できる環境かを見極めることが大切です。
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